
「みんなで!どうろこうじ」
竹下文子・作 鈴木まもる・絵
偕成社 32p ¥1000+税
2010年4月
パンやさんの まえのみちは
くるまが とおると がったん がったん。
どうろを なおす こうじをすることになりました。
パワーショベル、ダンプカー、マカダムローラー、タイヤローラー……
みんなで どうろこうじです。
(カバーそでより)
とびら
どうろをなおす こうじをすることに きまりました。
こうじの おじさんたちが やってきました。
「ごめいわくを おかけしますが、よろしくおねがいします」
「いいですよ。きをつけて こうじをしてくださいね」
(p4-5)
つぎは パワーショベル。
ふるくなった アスファルトを はがして
トラックに つみこみます。
(p.8-9)
ダンプカーが こうじょうから アスファルトを はこんできました。
アスファルトフィニッシャーで たいらに しきつめます。
(p.22-23)
あついうちに マカダムローラーで おさえます。
そのあとから タイヤローラーで もっともっと たいらにします。
やわらかかった アスファルトが さめて かたくなりました。
(p.26-27)
裏表紙
竹下文子(作)鈴木まもる(絵)
偕成社のりもの絵本シリーズ既刊
「ざっくん!ショベルカー」
「がんばれ!パトカー」
「はしれ!たくはいびん」
「うみへいくピン・ポン・バス」
「ピン・ポン・バス」
《制作ノート》
知り合いが道路工事会社の社長さんなので、
不自然なところがないか、ダミーの段階からプロの目で見てもらいました。
こちらでいろいろ調べても、現場の人でないとわからないことや、
最新の方法など、教えてもらいました。
このシリーズは、メインは「乗り物」なのですが、その周りの人たち(動植物も含む)の
暮らしや生活を描くのが楽しいところです。
今回も、メガネ・時計店のおじさん、カレー屋さん(このお店は渋谷のD坂に
実在します。絵本を見たと言えばカレーが無料に…ならないか)、
花屋さん、パン屋さん、床屋さん…それらお店に来るお客さんや
通行人の行動をあれこれ楽しんで描きました。
人の暮らしがあって乗り物があるというところが、
乗り物絵本の大切なところだと思います。
単に擬人化して、自動車のライトを「目」にすれば子供が喜ぶ、
というものではなく、それぞれの車が、どういう必然で出来上がっているのか、
その根源的、本能的なものがあるから子供は乗り物絵本が好きなのだ…
ということが、このシリーズを創るようになり、わかりました。
安易な擬人化は、本筋からそれると思い、やらないよう心がけています。
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